接骨院で保険を使用して施術を受けたいけどやり方がわからない、こういった不安や疑問を感じていませんか。多くの人が受診していますが、誤った申請や保険外の施術で思わぬ自己負担が発生するケースも少なくありません。
特に「肩こりや慢性腰痛は対象になるの?」「申請に必要な書類や流れは?」「違法な施術を受けてしまった場合どうなる?」といった悩みは、初めて利用する方ほど多く寄せられます。実際に保険を使用できる範囲やルールは複雑で、症状・原因・申請方法によって結果が大きく変わるため、正しい知識が不可欠です。
接骨院の保険を使用できる条件・注意点などを解説します。最後まで読むことで、「無駄な費用負担を避けて安心して施術を受けるためのポイント」や「賢い申請・相談のコツ」も身につきます。大切な健康とお金を守るためにも、まずは真実を知ることから始めましょう。
いわきり鍼灸接骨院は、地域に根ざした接骨院として、皆さまの健康づくりをサポートしております。肩や腰の不調、姿勢ケア、出産前後の身体のケアなど、さまざまなご相談を承ります。手技によるリラクゼーションや、鍼灸施術、足つぼケアなど、国家資格を有するスタッフが対応いたします。予約優先制で、駐車場もご用意しておりますので、お車でも安心してお越しいただけます。リラックスできる空間で、心身のコンディションを整えるお手伝いをいたします。ぜひお気軽にお立ち寄りください。

いわきり鍼灸接骨院 | |
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住所 | 〒770-0944徳島県徳島市南昭和町6丁目36−5 |
電話 | 088-661-3756 |
接骨院で保険が使用できる条件と注意点
保険を使用して施術を受ける際にはどんな症状が対象か確認
接骨院で保険を使用することができるのは、主に「急性のけが」や外傷が原因の場合に限られます。ここでいう急性とは、日常生活やスポーツ中の突発的な負傷が該当します。具体的には以下のような症状が対象です。
- 捻挫(医師の同意は必要ありません)
- 打撲(医師の同意は必要ありません)
- 挫傷(医師の同意は必要ありません)
- 骨折のリハビリ(医師の同意が必要な場合があります)
- 脱臼のリハビリ(医師の同意が必要な場合があります)
- それ以外の慢性症状など(自費負担となります)
これらの症状は、療養費支給申請書を通じて保険給付の対象となります。また、施術の継続が長期になる場合には、追加の手続きや確認が求められることが多いため、事前に施術前の相談をおすすめします。
急性のけが(捻挫・打撲・骨折・脱臼)の保険が使用可能な範囲と除外例
急性のけがが保険の使用が可能となる一方で、全ての外傷が自動的に対象となるわけではありません。以下のようなケースは除外されることが多いです。
保険使用可能となる対象の例 | 保険使用不可となる例 |
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捻挫・打撲(転倒・スポーツ時) | 慢性的な肩こり・腰痛 |
骨折・脱臼(応急処置後は判断が必要) | 疲労やリラクゼーション目的の施術 |
急性の肉離れ | 整体のみ・美容目的の施術 |
- 骨折や脱臼は、応急処置後にそれ以上施術の必要がないと判断された場合は、継続施術は保険対象外となるため、担当医と連携が必要です。
- スポーツなどで急に発生した負傷は保険の使用が可能ですが、慢性化した症状や原因が不明瞭な場合は不可となります。
接骨院で保険が使えなくなる場合の具体例
接骨院での施術がすべて保険使用可能になるわけではありません。特に以下のような場合は保険が使えませんので注意が必要です。
- 慢性的な肩こりや腰痛
- 疲労回復を目的としたマッサージ
- リラクゼーションや美容目的の施術
- 原因や発生日時が不明確な痛み
- 整形外科など他の医療機関と同時に同部位を施術している場合
慢性的な肩こりや腰痛は、保険の使用が不可となるため全額自己負担となります。また、保険を不正利用した場合は、後日調査や返還請求の対象となるため、正確な症状・原因の申告が重要です。
慢性的な肩こり・腰痛・疲労・リラクゼーション目的の施術
慢性的な肩こりや腰痛は、健康保険の対象外です。なぜなら、慢性症状や疲労、リラックスを目的としたマッサージには医療的な必要性が認められないからです。
- あん摩やマッサージで保険が使用可能になる場合は、医師の同意書があり、特定の疾患に対する施術目的の場合のみです。
- リラクゼーションや慰安目的の施術は、医療機関や接骨院であっても保険使用不可です。
このため、慢性的な疲労や肩こりで接骨院を利用する際は、料金や施術内容を事前に確認し、トラブルを避けることが大切です。
保険使用時の注意点と正しい申請方法
保険のみで接骨院の施術を受ける場合、正しい申請や書類管理が求められます。自己負担を防ぐためにも、以下のポイントを押さえておくと安心です。
- 必要な書類を必ず受け取り・保管する(療養費支給申請書・領収書など)
- 施術を受ける前に保険の使用が可能か確認する
- 施術内容や負傷原因を正確に伝える
- 医師の同意が必要な場合は速やかに取得する
療養費支給申請書・領収書の受領・申請フロー
接骨院で保険を利用する場合、申請フローは以下の通りです。
- 施術前に健康保険証を提示し、保険使用の範囲を確認
- 施術後、療養費支給申請書(委任払い・受領委任)の記入や署名が必要
- 必要に応じて医師の同意書を提出
- 領収書を必ず受領し、内容を確認・保管する
申請内容や書類に不備があると、保険による給付が認められないケースもあるため、注意深く対応しましょう。また、領収書や申請書類は健康保険組合の調査に備えて一定期間保管することが推奨されます。
- 申請書類の記載内容や署名の有無は、健康保険組合から照会があった際に確認される重要なポイントです。
- 自己負担やトラブルを避けるためにも、必ず正規の手続きを踏みましょう。
接骨院とマッサージ店の違いを徹底比較
接骨院でマッサージ 保険使用施術とそうでない場合の違い
接骨院と一般的なマッサージ店では、施術者の資格や保険をしようした施術の範囲に大きな違いがあります。接骨院で施術を行うのは国家資格である柔道整復師です。一方、マッサージ店では民間資格の整体師やセラピストが施術を担当するケースも多く、国家資格を持っていない場合がほとんどです。
保険使用可能となる条件として、柔道整復師が行う施術は「骨折」「脱臼」「捻挫」「打撲」「挫傷」などの急性外傷が対象です。こうした施術には健康保険を使用できますが、慢性的な肩こりや疲労回復を目的としたマッサージは原則として保険使用不可です。
一方、あん摩マッサージ指圧師も国家資格を持つ施術者であり、同意書がある場合に限り、特定の症状に対して健康保険の使用が認められています。
施術施設 | 主な資格 | 保険使用の範囲 |
---|---|---|
接骨院 | 柔道整復師(国家資格) | 急性のけが(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷等) |
マッサージ店 | 多くは民間資格や無資格 | 原則保険使用不可(リラクゼーション目的が中心) |
あん摩マッサージ指圧院 | あん摩マッサージ指圧師(国家資格) | 医師の同意がある場合、慢性疾患等で一部は可能 |
このように、保険の可否は施術者の資格と施術目的によって大きく異なります。正しい知識を持って利用しないと、自己負担が全額になってしまうケースもあるため十分な確認が必要です。
柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師の施術内容と保険対応
柔道整復師は骨折や脱臼の応急処置、捻挫や打撲、挫傷などの外傷に対して整復や固定を行います。これらの施術は健康保険の対象となります。保険を使用して施術を受けるには症状や原因を正確に申告し、療養費支給申請書の提出や署名、領収書の受領が必要です。
あん摩マッサージ指圧師は、筋肉や関節のこわばりをほぐす施術を行います。慢性的な痛みや麻痺など、保険使用可能となる場合があります。ただし、リラクゼーションや慰安目的の場合は範囲外となり、全額自己負担になる点には注意しましょう。
- 柔道整復師が対応できる主な症状
- 骨折、脱臼(場合によっては、医師の同意が必要な場合があります)
- 捻挫、打撲、挫傷(肉離れなど)
- あん摩マッサージ指圧師が保険使用可能になる主なケース
- 医師の同意書がある慢性疾患や神経麻痺、筋麻痺
- 筋委縮、関節拘縮、慢性の痛みやこわばり
整骨院でのマッサージで保険使用は違法?誤解を解消
整骨院や接骨院でマッサージを受ける際、「保険が使える」と案内されても全ての施術が保険が使用可能なわけではありません。慢性的な肩こりや腰痛、リラクゼーション目的のマッサージに健康保険を使うことは、医療保険制度上明確に認められていません。
保険の範囲を超えて施術を受けたり、不適切な申請をした場合、後日、健康保険組合から調査や返金の請求を受けることもあります。特に「整骨院でのマッサージは違法」と誤解されがちですが、「急性の負傷に対する施術」や「医師の同意がある場合のあん摩マッサージ指圧」は正しく利用すれば合法です。
- 保険の範囲外の施術で請求が発生した場合、全額自己負担になる
- 申請内容に不備や虚偽があると、不正請求とみなされるリスクがある
- 公式な基準や行政の指導に従っている施術所を選ぶことで安心して利用できる
整骨院でのマッサージが保険対象になるケース・ならないケース
保険が使用可能になるケース
- 柔道整復師が行う、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷などの急性外傷への施術
- あん摩マッサージ指圧師が医師の同意書に基づき、慢性的な症状や神経障害に対して施術する場合
保険が使用できないケース
- 慢性的な肩こりや腰痛、疲労回復・リラクゼーション目的のマッサージ
- 施術者が国家資格を持っていない場合や、医師の同意がない場合
施術を受ける前に、「どの資格の施術者が、どのような目的で施術を行うのか」「保険の条件が満たされているか」を必ず確認しましょう。事前の確認が、後のトラブルや無駄な費用負担の回避に直結します。
マッサージ施術の保険使用可能条件と対象疾患
条件と必要な医師の同意書
マッサージ施術を健康保険で受けるためには、いくつかの厳密な条件が定められています。主な条件は以下の通りです。
- あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ施術者による施術であること
- 症状が慢性で、医師による施術が困難または効果がないと判断された場合
- 医師が発行する「同意書」が必要
医師の同意書は、施術を受ける前に発行される必要があり、内容には「対象となる疾患や症状」「施術の必要性」などが明記されていなければなりません。
この同意書は6か月ごとに更新が必要です。
主な注意点
- 整骨院や接骨院で行うマッサージは保険使用不可となることが多いです。
- 施術目的が「リラクゼーション」や「疲労回復」などの場合は、保険の対象外となります。
あん摩マッサージなどの具体的な疾患例
あん摩マッサージ指圧が健康保険の対象となる主な疾患には以下のものがあります。
疾患例 | 説明 |
---|---|
脳梗塞後遺症 | 麻痺や関節拘縮が残る場合、筋緊張緩和や可動域維持のためならば可能 |
脊髄損傷 | 麻痺やしびれ、筋力低下が慢性的に続く場合に施術が認められる |
関節リウマチ | 関節の変形や可動域制限が進行したケースで使用可能となる |
パーキンソン病 | 筋肉のこわばりや動作困難に伴う症状緩和を目的とした場合 |
筋萎縮症 | 筋肉の萎縮や拘縮を防ぐための処置として認められる |
その他 | 慢性の筋麻痺、関節拘縮、慢性的な疼痛等で医師が必要と認めた場合 |
ポイント
- 一時的な肩こりや腰痛、単なる疲労では保険使用は認められません。
- 必ず医師の判断を受け、慢性症状であることが証明された場合のみ対象となります。
マッサージの場合 料金・自己負担額の目安
マッサージ施術を健康保険で受ける場合、費用は療養費支給制度に基づき計算されます。
自己負担額の目安は以下の通りです。
区分 | 概要 | 自己負担額の目安 |
---|---|---|
初回 | 医師の同意書、施術計画の立案、初回施術費用 | 約1,500円~3,000円程度 |
2回目以降 | 施術費用のみ(1回あたりの料金) | 約300円~600円程度 |
回数制限 | 医師の指示や状態により異なる | 保険使用範囲内で変動 |
- 保険使用可能の場合、自己負担割合(1割~3割)が一般的です。
- 施術部位や回数、症状によって金額は異なります。
- 同意書の有効期間は6か月で、継続する場合は再度医師の同意が必要です。
違法事例とトラブル回避策
近年、マッサージなどに関して違法な請求やトラブルが増加しています。以下のようなケースには特に注意が必要です。
違法事例の代表例
- 医師の同意書なしで保険請求を行う
- 対象疾患以外の施術(リラクゼーション・単なる疲労回復など)で保険を使う
- 国家資格を持たない施術者による施術で保険請求
トラブル回避策
- 施術前に必ず医師の判断を受け、必要な同意書を取得する
- 保険が使用可能となる症状・施術内容かを事前に確認する
- 領収書や申請書類は必ず保管しておく
- 不明点は健康保険組合や行政の窓口に相談する
強調ポイント
- 保険使用範囲の条件を満たさずに請求すると、全額自己負担や不正請求として処罰されるリスクがあります。
- 信頼できる施術所を選び、正しい手続きを踏むことが大切です。
このような注意点を押さえることで、安心してマッサージ施術を健康保険で利用できます。
いわきり鍼灸接骨院は、地域に根ざした接骨院として、皆さまの健康づくりをサポートしております。肩や腰の不調、姿勢ケア、出産前後の身体のケアなど、さまざまなご相談を承ります。手技によるリラクゼーションや、鍼灸施術、足つぼケアなど、国家資格を有するスタッフが対応いたします。予約優先制で、駐車場もご用意しておりますので、お車でも安心してお越しいただけます。リラックスできる空間で、心身のコンディションを整えるお手伝いをいたします。ぜひお気軽にお立ち寄りください。

いわきり鍼灸接骨院 | |
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住所 | 〒770-0944徳島県徳島市南昭和町6丁目36−5 |
電話 | 088-661-3756 |
よくある質問とその回答(FAQ)
接骨院でマッサージはしてもらえますか?
接骨院でのマッサージは、柔道整復師が提供する施術の一部として実施されることがあります。ただし、健康保険の対象となるのは「急性の外傷(捻挫・打撲・骨折・脱臼等)」に対する目的の施術のみです。慰安やリラクゼーション目的のマッサージは範囲外となり、全額自己負担となります。
接骨院で保険が使用できる条件は?
接骨院で保険が使用できるのは、日常生活やスポーツ中の急な負傷(例:捻挫・打撲・骨折・脱臼・肉離れ)などに限られます。慢性的な肩こりや腰痛・疲労回復などは対象外となります。保険を使用するには、原因や負傷時期、症状の詳細を正確に伝えることが重要です。
接骨院でマッサージをするのは違法ですか?
接骨院で柔道整復師が急性疾患の施術を行うことは違法ではありません。しかし、慰安目的や慢性症状への単なるマッサージを「保険施術」として請求することは不正請求に該当し、違法となる場合があります。施術の内容と保険の範囲を必ず確認しましょう。
整骨院で保険が使用できない場合はどうなりますか?
保険の範囲外の場合、施術費は全額自己負担となります。たとえば慢性肩こりや疲労回復目的、原因が不明確な症状への施術は保険対象外です。その場合は自費となるため、料金体系や施術内容を必ず事前に確認してください。
保険を使用して施術を受ける際の注意点は?
- 必ず負傷原因や発生日時を正確に伝える
- 医師の同意書が必要な場合は事前に準備する
- 施術後は領収書を必ず受領・保管する
- 慰安目的や慢性症状への施術は保険使用範囲外と理解する
上記を守ることで、後日のトラブルや不正請求リスクを避けることができます。
受診照会や調査の際に気を付けることは?
健康保険組合から施術内容や負傷経緯について照会が来る場合があります。申請内容と矛盾がないよう、負傷の経緯・部位・施術内容を正確に記録し、説明できるようにしておきましょう。不明点がある場合は、施術院や保険組合に早めに相談することで、スムーズな対応が可能です。
院概要
院名・・・いわきり鍼灸接骨院
所在地・・・〒770-0944 徳島県徳島市南昭和町6丁目36−5
電話番号・・・088-661-3756
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